南野陽子さん主演の映画「寒椿」を見てから、曲が聴けなくなりました。

寒椿

映画「寒椿(かんつばき)」は土佐の色街(風俗業)を舞台にした映画です。

なんと、その主演が南野陽子さんです。

同じく主演といってもいいのが西田敏行さんです。西田敏行さんといえば、釣りバカ日誌などコミカルな映画に出演されているイメージが強いですが、こうした任侠ものに出ても存在感(善玉としての)があります。

父親が博打好きで借金のかたに売られた南野陽子さん演じる貞子(さだこ)が悲惨な目にあっていくことに業を煮やした西田敏行さん演じる冨田(とみた)が報復に出るというストーリーです。

色街が舞台でヤクザが出てきて、おまけにかたせ梨乃さんが出てるので、一歩間違うと極道の女達になってしまうところを、西田敏行さんの悲しみに裏打ちされながらも人情あふれる言動があるおかげで、極道の女達にはならずに済んでるような映画です。

問題は、南野陽子さんが悲しすぎる役を演じていることです。

色街の力のある人が、貞子を見て牡丹(ぼたん)のようだといったことで、本来ならば年齢的に女郎になるところを芸妓として働くことになります。

そして、その牡丹のような可憐さからいつしか一番人気の芸妓となります。

そこまではいいのですが、問題はその後で、人気がある芸妓ということで、政治家の息子のボンボンが貞子(芸妓になってからの名前は牡丹)を囲うようになりますが、そのあと他の男性も貞子を好きになり、無理やり誘拐して手を出してしまいます。

それに腹を立てたボンボンが身請けすると称して、芸妓をやめさせたあと満州へ送られる女郎とした売り飛ばされてしまいます。

満州へ売り飛ばす商売をしているのはヤクザ者たちで、貞子はそれらヤクザたちに集団暴行されてしまいます。

そういった風景が頭から離れなくなってしまって、今までアイドルとして見てきた南野陽子さんですが、ボンボンが嫌がる貞子の服をむしり取って、おもちゃのように扱う様が、南野陽子さんの曲を聞くたびに思い出されてしまって悲しい気持ちになるため、曲を聴けなくなってしまいました。

普通アイドルはそういった映画には出ないし、事務所側も承諾しないと思うのですが。

しかし、映画としてのみた人の評価は高くこのページの一番上に掲載した画像にもあるように限りなく星五つに近いです。

この映画は、たしか1992年に上映されたもので、南野陽子さんのアイドルとしての人気は下降して行ってました。

深田恭子さんなどの90年代のアイドルがもはや首位を占めてきていました。

ですから南野陽子さんとしては、まだアイドルとして認識されているうちに女優業に転身したかったのかもしれません。

これが、数年後になりアイドルとしての認知度が全く無くなってしまってからでは、それだけ女優になったとしても注目度は当然下がります。

アイドルが仁侠映画に出てしかもヌードになるシーンまであるということで92年の時点では大変な注目度があったと思います。

つまりこの時南野陽子さんはのるかそるかの大勝負に出たわけで、アイドル業をキッパリと捨てて、女優業に賭けたのだと思います。

あとは南野陽子さんの性格もかなり影響していると思います。

アイドル時代は可愛いということがイメージとしては定着していましたが、実際の南野陽子さんはかなり思い切ったことをする大胆さを持った人だと思います。

そう思ったのは、アイドルとしてデビューしてから30年たったときに行われた31周年記念コンサートでの出来事です。

この31周年記念コンサートはその半年ほど前に行われた30周年記念コンサートの追加公演として行われたものでしたが、30周年コンサートでは普通に舞台に立って登場しましたが、31周年記念コンサートでは、なんと、ワイヤーで吊るされてステージはるか上から登場しました。

これはスタッフの考えではなく、ファンの予想を裏切りたいという南野陽子さん本人が提案して行われたとご本人がMC(曲と曲の間に行われる出演者のトーク)で語っていました。

年齢もわたしとひとつ違いですから50歳近かったと思いますが、そうしたことを積極的に行っていました。このことはアイドル時代もただ可愛いだけの人ではなく、思い切ったことを行う可能性がある人だったことを表していると思います。

こうしたご本人の性格はアイドル時代にはマイナスイメージになる可能性があるのでひた隠しに隠されてきましたが、その性格が発揮されたのが、92年の寒椿出演だったのではないかと思います。

そうしたある意味竹を割ったような性格をお持ちなのではないかとわたしは思いました。

過去をキッパリと捨て去る男気と言ってはおかしいですが、女気(おんなぎ)を持ち合わせていると思います。

それは31周年記念コンサートでもおっしゃっていて、もう2度とこうしたコンサートは無いということを言ってました。

もう女優業に専念していく姿勢がありありと現れている言葉だと思います。その決断をもうすでに92年の段階でしていたということです。

Posted from SLPRO X for iPhone.

投稿者:

cabbage770

犬が大好きで、以前10年ほど前でしょうか、妻の実家から引き取ったゴールデンレトリーバーのメス(10歳)を飼っていました。ラウラという名前です。ラウラという名前はイタリア人の名前です。妻が幼いころ、父親の仕事の関係でイタリアに住んでおりました。 もう10歳で老犬でしたから、普段はいつも横になっていました。でもお散歩の時になると別人(別犬)のように元気になり、公園の猫のえさを食べてました。だめだといってもすきを見ては食べていて、それがラウラの一番の楽しみのようでした。 もう昔のことですが、また機会があったら犬を飼いたいです。できれば大型犬がいいですね。

コメントを残す

コメントを投稿するには、以下のいずれかでログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください